中山くんに見られたくないものを積めました 慌てて靴箱の奥にダンボールを押し込めようとした。 それが間違いだった。 つるっと手が滑り もんの凄い音をたてて、大量の手紙やアタシのイラスト付きのグッズや過去に書店さん宛に書いたサインが次々と玄関の床に散らばった 「「…………」」 やっちまった じゃ、済まされない事をやっちまった。 おいー!!なんでこんな時に滑るんだ!! と思って自分の手を見つめてからまた散らかった床に視線をもどす。