二人揃って、推薦入試の申込書を提出した。 志望動機を原稿用紙に長々と書かなくてはいけないことに驚きつつも、ハルトと2人でどっちがいい文章を書けるか競っていたら、いつの間にか最高の文章に仕上がっていた。 あとは… 「推薦委員会に通ったら、午後7時までに連絡するからね。」 …これだった。 今俺は、家に帰ってきてからずっと、何もせず電話の前に座り込んでいる。 「…あっ!」 電話だ。 俺は、素早く受話器をつかんだ。