ミュージック・ラブ3〜愛を奏でるメイフラワー〜

約束した敬大と誠治の二人のコラボレーションが実現し、敬大にとって最高ね再スタートになった。



『月姫さん!!この花の水替えといて』

花屋の店長の声が店内を響いた。

『はーい』

花屋で働く楓は、数本の花を店先に運び花の水を替えた。

そしてギラつく太陽を見つめた。

『今日も良い天気だな…今頃、敬大はライブしてる頃か。頑張れ、敬大』

楓は空を見上げ笑顔で呟いた。

そして照りつける太陽が、楓の左手薬指の指輪をキラリと光らしたのだった。



色々あったそれぞれの過去―

それが今では、ひとつずつ思い出となって未来へと繋がって行く。

夢。

たったひとつそれを見るだけで、夢中になって頑張ることが出来た。

何かひとつ本気になれるもの―

それがあれば人は、どんな苦境にだって負けない。

“音楽”という夢があったから、敬大は負ける事なく突き進めたのだった。

そしてその手に―

幸せを掴む事が出来たのだった。


★終わり★