『一人来ないなら俺帰るよ。その方が2対2で良いしな』

敬大はそう言って、帰ろうと歩き出した。

『ちょっと待てよ』

蓮は敬大の腕を掴んだ。

『何だよ?俺帰ったほうが人数合うからいいだろ』

『まあまあ、良いから』

蓮はそう言って、敬大の腕を掴んだまま帰らさないようにした。

『じゃあ、このまま5人でカラオケでも行こうか?』

友也が突然言い出した。

『そうだな…よし、みんなカラオケ行こう!!』

蓮のその一言で全員カラオケに向かった。

そして受付を済ませ、部屋へと案内された。

『よーし、じゃあ何か注文しておもいっきり歌うか』

蓮はそう言って、咲稀と楓にメニューを渡し、お酒や食べ物を注文した。

そしてみんながそれぞれ順番に歌を歌った。

『はい、次敬大だぞ!!』

そう言って友也は、敬大にマイクを渡そうとした。