ミュージック・ラブ3〜愛を奏でるメイフラワー〜

『お前らもやっちまえよ 』

金髪の男は仲間を誘い、恭吾を除く全員で敬大を袋叩きにした。

敬大は地面に倒れ歯を食いしばっていた。

『敬大!!』

楓は殴られている敬大に駆け寄ろうとしたが、今度は恭吾が楓の腕を掴み、敬大のところに行かせないようにした。

『ハッハハハ、女の前でそんなボロボロになってよ、ダサいな敬大』

恭吾は敬大を嘲笑った。

『ひ…一人じゃ何も出来ない…お前の方がダサいよ…』

敬大は地面に倒れながら、恭吾を嘲笑うかのように言った。

『恭吾…お前はいつだってそうだ。一人じゃ何にも出来ない…仲間と群れなきゃ何にも出来ないんだからよ…』

『な、何だと貴様!!』

恭吾は図星とも言える敬大の言葉に、怒りをあらわにした。

恭吾は駆け寄り、倒れている敬大の髪を掴んだ。

『俺をなめんなよ敬大!!』

恭吾はそう言って、ポケットから隠し持っていたナイフを取り出した。