あのコンテストから数日が過ぎた。

『なあ、レミ。今日仕事休みなんだろ?』

敬大は部屋で掃除機をかけているレミに尋ねた。

『えっ?休みだよ。どうして?』

レミは掃除機を止めて言った。

『ここんとこずっとコンテストの事で頭がいっぱいで、ギターばっか触ってたからさ…久しぶりにデートでもするか?』

『えっ、本当に!?じゃあさじゃあさ、遊園地行こうよ!!』

レミは笑顔で言った。

『遊園地か…いいよ。じゃあさっさと準備して行こうか』

敬大とレミはさっさと準備をし、部屋を出て遊園地へと向かった。

二人が遊園地につくと、人がたくさん遊びに来ていた。

『やっぱ祝日は人が多いね』

レミは人の多さに少し驚いていた。

『まあ、仕方ないさ。そんなこと気にしないでおもいっきり楽しもう』

敬大はレミの手を握り、様々なアトラクションを楽しんだ。