「太久…ごめん」
玄関まで追いかけて行って、太久のシャツの裾を引っ張る
「何だよ今さら…サチさんに何かあったらオレ絶対姉ちゃん許さないから」
私の目も見ず、太久は靴をはく
「だって、あの玉ちゃんだよ?サチにそんな…しないよ…」
「姉ちゃん玉の何知ってんの?うち来た時たまに見て喋るだけじゃん、中等部来たことねーし、野球部も覗いたことねぇだろ?」
「うん…」
「あいつ普通に二股とかかけるよーな奴だから、今だって、よその女子校の女と付き合ってんのに」
そうなんだ…私の知らない一面
玄関まで追いかけて行って、太久のシャツの裾を引っ張る
「何だよ今さら…サチさんに何かあったらオレ絶対姉ちゃん許さないから」
私の目も見ず、太久は靴をはく
「だって、あの玉ちゃんだよ?サチにそんな…しないよ…」
「姉ちゃん玉の何知ってんの?うち来た時たまに見て喋るだけじゃん、中等部来たことねーし、野球部も覗いたことねぇだろ?」
「うん…」
「あいつ普通に二股とかかけるよーな奴だから、今だって、よその女子校の女と付き合ってんのに」
そうなんだ…私の知らない一面