俺様王子☆年下カレシ

「一歩の部屋の事なんですけど…」


「部屋?あ~、私入った事ないんだよね。あの子絶対入れてくんないの。年頃だから、家族に入られるの嫌なのかな?」


万里さんは苦笑して、頭をかいた


「一歩の部屋に…すごくキレイなブルーのファブリックパネルがあるんです」


「ファブリックパネル?へぇ~、あの子そんな趣味あったんだ。ガキが生意気」


万里さんは、一歩の趣味に驚き感心しつつも、意外そうに笑う


「すごく…深い青から、パステルブルー、ミントブルー、淡いブルー…っていう具合にグラデーションになってて


すごくキレイで、海みたいなんです。」


私がそこまで言うと、万里さんは暖簾から手を外し、複雑な表情をした