俺様王子☆年下カレシ

「二人して、一歩の取り合いしてた…。私はいらない子なのかって、逆に私が思ったよ


私もう中3だったから、親の不仲とかは何となく感じてたけど一歩は小2だったからね


まだまだ幼くて、母に甘えたい時期なのに…、かわいそうだったね」


万里さんの優しい手が、緊張で冷えた私の手を暖める


「すみませんでした。私事情も知らないのに、でしゃばって…」


万里さんだって、苦しんでたんだ。私は万里さんの気持ちまで踏みにじってしまった…


勢いで、万里さんには一歩の気持ちは分からないなんて言ってしまった事を後悔する


そんな事を言った私に対して怒ることもなく、万里さんは、私を見て優しく微笑んだ