俺様王子☆年下カレシ

思わず怯みそうになるけど、ぐっと堪えた。私だって負けてられない


「万里さん、一歩…お母さんが出て行った事で、すごく深い傷を負ってるんです


自分は嫌われたんじゃないか、捨てられたんじゃないか…って


普段は全くそういう所見せないのに、こないだ私たまたまそういう面を見ちゃって


…子供を嫌いな母親なんていないですよね?


だからせめて一回だけでも、会って…抱きしめてあげて欲しい…」


言っても無駄かも知れない…っていう思いが、私の脳裏によぎる


なぜかっていうと、万里さんは相変わらず、表情を崩さなかった