俺様王子☆年下カレシ

私は元の部屋へ入り、ドキドキしながら、ただひたすら万里さんが現れるのを待った


背もたれにはもたれず、脇にあるクッションを膝上に置いて抱える


…違いませんように。彼女が万里さん、そういえば、一歩に万里って何となく共通点ありそう


暖簾の向こうに人影が見えたかと思うと、勢い良く人が入って来た


…私の予想は的中した


キリッとした、力のある瞳。かと言ってキツイ感じではなく…。柔らかそうな栗色の髪は、今日は無造作に束ねられていた


この間ここで見た一歩のお姉さんが、やっと私の前に現れた