「質問に答えて?また勘ぐってるって怒られるかも知れないけど…私…気になってしょうがないよ」


そこまで言うと、一歩はふぅと溜め息をついて、私を抱きしめた


「ごめん…」


ごめんって…何?


「…また、鈴に言ってないコトがある。今日、時間ある?」


何言われるんだろ…


私、振られちゃうのかな


それでも…やっぱりこのままは嫌だから


一歩に連れられ、ある場所までやって来た


そこは…


表札に『立花』と書いてある、一歩の家だった