「え、それってサチさんも来る?」


太久、サチにずっと憧れてる


サチは太久のこと手のひらで転がすだけで全く相手にしてないんだけど


「もちろん!私が夕飯作るの手伝ってくれるって」


「さすがだな~、サチさん料理うまそう」


サチが家庭科苦手なのは彼女の名誉のために黙っておこう…


「そだねー、メニューは適当に考えるからみんなの苦手な物だけ聞いといてね」


私がそう言うと、太久はカバンから携帯を取り出す


「了解!じゃ、今から集合場所うちに変更って連絡しとく」


よし弟よ、うまくやんなさいよ