一階に降りると、サチ含め全員がリビングに揃っていた


ったく…私らを置いて行くなんてサチも何考えてんだか


「二人共、二階で何やってたの?」


サチがニヤニヤしてる


「鈴の部屋見せてもらってましたぁ~、予想通り整頓されたキレイな部屋だった」


一歩が私を見てニヤッと笑う


動揺もせず、普通にみんなと話してるよ…


「ちょっと、太久!何で私の鍵持ってったのよ」


ソファーに座ってくつろいでる太久は、私を見て歯を見せて笑う


「ごめんなさ~い、何となく」