そう言うか言わないかのうちに、一歩は私の下唇に指を引っかけ


そのまま、私に顔を寄せた


またあの柔らかい感覚に身を包まれる


キス…うまいよね。て言っても一歩しか知らないんだけど


もう、下にいるメンバーのことなんて、すっかり頭の中から消え去っていた


今はただ、…この幸せな一時に酔いしれたかった