そしたら一歩がニッと笑う


「じゃあやっぱ今日が
いい…年下だからって、上級生になめらんないようなカレシになりたいから」


うっ…やっぱり


一歩って変に頑固な所、あるからなぁー


「誰もそんな風に見ないってば、一歩こそクラスの子に驚かれない?年上かよ!って」


「ははっ、んなわけねーじゃん。鈴なのに。みんな羨ましがるよ」


そう言って側に座った私の腰に、優しく手をかける


「ベッド…行こ?」


ま…まじ?


また体が固くなってくる