5人の王子と1人の少女




こくり。
そう頷いた私にショーウィンドウを覗き込む木葉柊。


その値段は私には買えない値段。


しかし、


「よし。
買ってやるよ」


そう言って私の手を引っ張り中に入る。


木葉柊は店員と何か話すと私を店員に任せた。


私は店員に引っ張られ試着室へと連れられた。


そしてワンピースを着せられ、他にも靴やネックレスなどいろいろ着せられた。