じっと見つめていると 「なんだよ」 って睨まれた。 少し赤くなってる耳が可愛かった。 『ううん! ありがとう♪』 素直にお礼を言って前を向いた。 ━…30分後 「……………。」 金髪のお姉さんが笑顔で話掛けてくる。 フランス語だ。 なんだか分からない。 私は困って木葉柊を見上げた。 「はあ… お前分かんないのか? 何がいいんだよ」