やばい… 泣けてきた… 「どうしたの?」 突然かけられた声。 勢いよく振り返るとそこには可愛らしい顔立ちをした少年。 桜が似合うなー… いつのまにか少年に見惚れていた。 「ねえ。 君…迷子? 見ない顔だし1年生かな?」 あ。 話しかけられた。 『ち、違います! 私、羽山莉緒って言うんですけど今日転校してきたんです! それでこの学校広いから道分かんなくて…』