━…龍真Side…━ カツカツカツ 階段を降りる音が辺りに響く。 ふぅ… うすうす気付いていたけど莉緒ちゃんは柊が好きみたいやな。 柊も罪作りな奴や。 好きになった女はみんな俺を選ばない。 ま、 莉緒ちゃんが笑っていればそれでいいか。 俺も雪斗みたいにパパーっと言っときゃよかったわ。 莉緒ちゃん、 俺が手を引くんやから絶対笑っててな。 ガチャ 「太陽が眩しいわ…」 龍真は空に向かって手を伸ばし、 「俺には太陽は掴めないか」 そういって寮の中に消えた。