「あのな、俺はお前の彼氏じゃねーしお金貸す必要なんてねーの!!」 彼氏だったとしても貸さないくせに… 「お、お願いっ!!ねっ?? 同じ真央くんを思う仲間じゃない!!」 「なーにが仲間だボケ。 お前のことなんか知るか。」 佐堂はそう言って歩きだした。 「ま、ま待ってよ!!」 あたしは急いでその後を追う。 もぉ~~!! あたしだって本当はこんなことしたくないんだっつーの!! よしっ… こーなったら奥の手だっ!!