ライバルは男の子!?






「…お前…聞いてたからには…。」




佐堂がゆっくりあたしに近づく。




「へ、へ!?」



あたしは反射的に後ろに下がる。



な、なにする気!?



佐堂の手がゆっくり上がる。



やばっ殴られる…!?




あたしは両目を閉じた。