全部…佐堂に持ってかれちゃってるじゃん… あたしはため息をついて窓から空を見た。 ちょうど夕日が沈んでるところだった。 あ~あ… 真央くんと一緒にこの夕日見たかったなぁ… もぉー…佐堂の奴!! 「佐堂の…バァァーカ!!!!」 あたしは窓を開けて大声で叫んだ。 はぁ… せっかく真央くんの彼女になれたのに…