「本当だよ。 ごめんね」 「ううん、樹里は大丈夫だけど。 勇介何かあったのなら樹里に言ってね」 「うん」 優しい樹里。 でも、樹里は優しすぎる。 だめだよ。 そんなに優しすぎると。 なんだか、いつか樹里を失いそうな気がする。 今日のことは、樹里には言わないよ。 言えないよ。 「明日楽しみ!! どこの海に行きたい?」 話を変えよう。 楽しいことを考えよう。 「樹里はどこでもいいよー」 「じゃぁ、電車に乗って遠出しよっか!」 「うん、やったー」