再び部屋に篭り、どうしようか悩んでいると、チャイムがなった。 暫くすると、急に騒がしくなり、夕兎が俺の部屋に駆け込んできた。 「奏真様!!ボスがお呼びです!!お客様です」 俺は誰だよっと思いながらも客間に向かった。 入ると、女がいた。 女は腰までの髪を一つに括り無造作に垂れ流している。 「…こちらへ」 ボスに言われ、平常心を保ちながら(保ててねぇケド…)隣に座る。 .