「じゃぁ今日の授業はここまで!」


「「「「「「ありがとうございました~!!」」」」」」



「はぁ~・・・」

席についたとたん私は大ききため息をついた。


『そっかぁ~・・
舞には教えるね。
私、橋本が好きなんだぁ~!!』


昨日のメールが忘れられない。


どうすればいいの~??


「どうしたの?ため息ついて~。」


「あ~真由かぁ・・」


ため息ついている私に声をかけてきてくれたのは真由だった。


「なんかあったの??」

真由はいつもそう。
私の異変にはすぐ気づいてくれる。

優しい子。


「ううん。何にもないよ♪」


「そう?ならいいけど~悩んでるなら相談乗るからね!」


「うん。ありがとう!!」