低く重みのあるこの声は、 千晶紀でも沖田でもない。 伸びた背筋に、凛とした佇まい。 ───土方だ。 いつからここに居たのだろうか。 やはり気配を消すのは 癖になってるのだろうか。 千晶紀は全く 土方の存在に気付かなかった。 沖田はどうだったのかは 定かではないが… 「あぁ… 屯所内の世話やらなんやらをしてもらう。 ──それより、いつまでくっついたまんまでいるつもりだ?」 「…え? ───わゎわッ!?」 「はははっ!焦りすぎですよぉ」 .