「あの子なん?」

光さんはチラッと悠斗のいるテーブルを見つめる。

あたしは頷く。

「睦海、そういう事は俺に任せとけ!」

祥太郎は嬉しそうに笑う。



この前、悠斗の話をした時に異常なくらい、この中年二人は盛り上がっていたから…



オッサン達なら、きっと協力してくれるに違いない。



あたしは3人をわざと悠斗の隣のテーブルに案内した。



「あれ、悠斗?」

白々しく祥太郎が声を掛ける。

「あれ?祥太郎さん、光さんも???」

悠斗は目を丸くして笑っていた。





頼んだよ!!オッサン共!!