十二月の第二週の水曜日、おじ様は百地の家へ出張カットへ出かけていった。

勿論、博君の足の具合を見るのが第一の目的だ。


おじ様の見立ては、どうだったんだろう?

あたしの夢は間違いだった?

希望を抱いちゃいけない?




気になる……




治る、と確信はしていたものの、おじ様の後押しがないと、あたしだって安心できない。

翔の部屋であたし達は、おじ様の帰りを待っていた。

百地もおじ様から治療の説明を聞くために、一緒にここへ来る予定だ。