「ふふ、気に入ってもらえてよかった」


 いやぁ…まさか美華がこんなに変わるとは。

 椅子に座ってる美華はまだ何が何だかわかっていない。

 どんだけ目ぇ悪いんだよ…。


「はい、鏡」

「あ、ありがとうございます…」


 手鏡を見て固まる美華。

 やべ、吹き出しそう…!!!!


「ぁ、え…!?
 これ、私…、ですかっ?」

「そうよ♪もっと自信持って!」


 これで、前途多難は脱出…か?