花の傭兵

「お前はバカか?連れてきてどうする?固焼きパン2つしかないんだぞ」

バードはローズに怒った。

「大丈夫ですよ。みんなでちょっとずつ分けて食べましょう」

スワローが固焼きパンを背のうから取り出していった。

「だって引き取らないと水をもらえなかったんだもん」

「あぁ。…わかったよ。今度は気をつけろよ」

ローズは焚き火のそばに腰を下ろして、スワローからもらった自分のぶんの固焼きパンをかじり、カーナという温かい飲み物をすすり始めた。

キイスが隣に座って

「なんか迷惑かけたみたいだな」

といった。

「ううん、迷惑じゃないわ。バードだって同じ立場だったら同じことしてたはずよ。それから、死ぬなんてことはもう止めてよ」

「あぁ、俺もなんてバカなことをしたんだって思った。池の精がいてよかったよ」

「食べたら早く休みましょう」

ローズはキイスの肩をポンと叩いていった。