花の傭兵

「水ってどこでくんでくるの?井戸?」

ローズは背のうから革袋を取り出しながら聞いた。

「川に決まってるだろ。もしかして、野宿したことがないのか?」

「あるけど、ちっちゃい時だし…一の勇者のパースがなんでもやってくれてたの」

「あぁ、わかったよ。さあ、そこの木に登って、川を探すんだ」

バードは近くの木を示した。

木になんか登ったことなんてないんだけど…

ローズはバードをちらっと見たが、バードはローズの眼を無視した。

わかったわよ。上ればいいんでしょ。

ローズは革袋を地面に置いて木に上りだした。

なんとか上り、手足を幹と枝でバランスをとって辺りを見回した。

光ってる。川じゃなくて、池かな?とにかく行ってみよう。

ローズは木を下りだした。

下りるほうが難しいわ。

ローズは木を下り、池に向かって歩きだした。