花の傭兵

「バード!大丈夫?」

ローズはララミーの民の背から降りて、バードに駆け寄った。

「リルスの玉を当てて下さい」

スワローはバードを背に乗せたままいった。

ローズは顔を赤らめながら、バードの懐に手を突っ込み、リルスの玉を取り出した。そして、右肩に向けた。リルスの玉は白い光を放った。みるみる傷口はふさいでいった。そして光は消えた。

「もう大丈夫だ」

「うーん、鷹や隼がたくさん旋回しています」

スワローが空を指さす。

「今日はここに野宿したほうがいいでしょう」

「そうだな」

バードは同意して、スワローの背から降りた。

「ロン、枯れ木と革袋に水をくんできてくれ」