しかもそのまま俺を引きずり回し、俺等が通った後には赤黒い道が続いていた。 あんな小さな体のどこに、これほどのパワーが隠されているのだ。 「ぢょっどまでっづ」 「なにー? 聞こえなーい」 口に砂が入ってうまく喋れない。 傷口からの出血量がハンパない。 周りの鋭い視線が非常に痛い。 「ど、どんだぁけぇええぼぅわぃあぐえれにゅぬぅ!?」 思わず叫んではいけない。 口にカエルが入った。 もう嫌、こんな羞恥プレイ……。