「人類は新たな技術を生み出し温暖化を止めようと必死でした。その過程にも勿論温暖化は進み、徐々に大陸を飲み込んでいきました。」
生態系が崩れ、食物連鎖の循環が途切れる。
木が枯れ酸素が途絶える。
その姿は正に死の惑星と呼ぶにふさわしかった。
「最終的に温暖化を食い止めることが困難だと判明し、人間は地球を捨て新たな惑星に移り住むことに決めました。すでに他の惑星に宇宙ステーションなどを作り出してはいましたが。しかし、全ての人間を移す時間も技術もありませんでした。」
そしてスライドが最後に映し出したのは、海に飲み込まれた地球の姿だった。
「そこで我々のプログラムの発足者は地球のありとあらゆる種の人間の遺伝子を採取。保管し、地球から今我々がいる惑星へと移ったのです。」
カムイの表情にクラナドが申し訳なさそうに言う。
「発足者は人類全てを見捨て"いつか新たな惑星で人類を蘇らせる"という大義名分の元、自らの命を守ったんだ。」
静寂に包まれた部屋にブゥンと機械音だけが流れ、映し出されていた画面が暗くなる。
「残された人間は海に飲み込まれ絶滅。生き残ったのは世界から呼び集められた科学者の上層のみ。そしてその生き残りが我々七人というわけです。」
地球を捨て、家族を捨て、全ての生物の運命をねじまげた人間。
自らの欲に溺れ手にしたのは何か、手放したものは何なのか……
生態系が崩れ、食物連鎖の循環が途切れる。
木が枯れ酸素が途絶える。
その姿は正に死の惑星と呼ぶにふさわしかった。
「最終的に温暖化を食い止めることが困難だと判明し、人間は地球を捨て新たな惑星に移り住むことに決めました。すでに他の惑星に宇宙ステーションなどを作り出してはいましたが。しかし、全ての人間を移す時間も技術もありませんでした。」
そしてスライドが最後に映し出したのは、海に飲み込まれた地球の姿だった。
「そこで我々のプログラムの発足者は地球のありとあらゆる種の人間の遺伝子を採取。保管し、地球から今我々がいる惑星へと移ったのです。」
カムイの表情にクラナドが申し訳なさそうに言う。
「発足者は人類全てを見捨て"いつか新たな惑星で人類を蘇らせる"という大義名分の元、自らの命を守ったんだ。」
静寂に包まれた部屋にブゥンと機械音だけが流れ、映し出されていた画面が暗くなる。
「残された人間は海に飲み込まれ絶滅。生き残ったのは世界から呼び集められた科学者の上層のみ。そしてその生き残りが我々七人というわけです。」
地球を捨て、家族を捨て、全ての生物の運命をねじまげた人間。
自らの欲に溺れ手にしたのは何か、手放したものは何なのか……



