カムイの叫びと共に、一瞬にして光が収まる。

「クラナド?クラナド!?」

カムイはクラナドに駆け寄り手を握りしめた。

「おいクラナド。返事しろよ。おい。」

グッと握り締めた手を、僅かだけれどクラナドが握り返した。

「カムイ……ごめんね。」