「ら、來人??どこ行くの?!」




來人は、私をお姫様抱っこしたまま、ベランダに向かった




「俺との一生の愛、誓うんだろ??」




「う、うん・・・////」




「なら、証人がいなきゃな!!」




「証人って?!」




「俺らが幸せになる為の証人だよ・・・」




來人が立った場所、それは、庭一面が見渡せるベランダだった




來人は・・・・




「俺、柚姫を一生幸せにします・・・」




「來人・・・・」




その時だった




「おめでとう~」

「おめでとう~」




どこからかそう聞こえる




そして、暗かった家が・・・・・




一気に明るくなった