するとアリサさんが、私の目の前に来た




「柚姫ちゃん、ちゃんと自分の気持ち話せたじゃない!!!」




またほっぺをスリスリされた




「あの人ね、わざとなのよ~。柚姫ちゃんと來人を離した事・・・」




「わ、わざと?ですか?」




「そう。たぶん、初めから・・來人を婚約者にする事は決めてたと思うの!!

ただ、最後にあなたの気持ちと來人の気持ちを確かめたかったんでしょうねっ!!!!ね??あなた♪」




「そ~だよ~♪柚姫ちゃん!!!ごめんねぇ・・」




「あ・・・そ、そうだったんですか・・・」




私は安心して床にしゃがみこんだ




今まで我慢してた涙が出てきた