すると、




「やめろって・・・」




李斗さんが來人の腕をつかんで言った




「・・なんだよ。兄貴・・そんなに自分が選ばれて嬉しいかよ・・」




「は??俺はただ・・・」




「何だよ!!玲徒と志十だって、どーせ柚姫が俺と一緒になれないで笑ってんだろ本当は!!!!」




來人は私から見てもわかるくらい,この現実のショックから,皆にあたっていた