おじ様は,食事を終わらせると,すぐにドコか出掛けてしまった




残ったのは私達5人




「・・・何でだよ・・」




來人が先に口を開いた




「何でこーなんだよ!!」




來人の怒りが私に向けられたのはすぐ分かった




「來人・・落ち着けよ・・」




李斗さんが落ち着いた声で言った




來人はそれを無視して、私の肩をつかんで声を上げた




「柚姫!!何ですぐ答えてくれないんだよ・・一緒にいるっつっただろ??何を迷ってんだよ!!!」




「來人・・・ごめん・・・私・・」




どうしよう




何か言わなきゃ




だけど




何も言葉が出てこない