そして、奈々子が来た




「柚姫、おめでと」




「奈々子・・・」




「本当の気持ちで言ってるんだよ??本当に2人を祝福してるの」




「横山・・・ありがとな・・・」




「ありがと・・・奈々子・・・」




「だって、來人君、庭で話してる時、柚姫の話ばっかで・・」




「庭・・・??」




「柚姫が李斗さんと買い物に行ってるときに、來人君に庭に呼び出されてビックリしたの・・・何を話すかと思えば・・・「柚姫の想いが叶うまでは、俺は誰も好きにならないし、誰も好きになれない」って言ってて・・・そう言われると、諦めないわけにはいかないじゃない???」




「奈々子・・」




「恥ずかしいからあまり言うなよ!!////」




「來人・・・」




「な、何だよ!!本当の事なんだから、仕方ないだろ!!!/////ば、バーか!!」




ううん。




嬉しいよ・・・




「だから、幸せにね!!!」




「うん!!!!」