「・・・・」




私はゆっくり目を開けた




ベッドの側の椅子には、志十が寝ていた




「志十・・ありがとう・・」




李斗さんが出ていってから一晩中,ずっと居てくれたんだね・・




私は呟くようにお礼を言った




「・・ン~・・」




志十が目を覚ました