圭は低い声を出した。



「えっ?」



「晴日の顔なんか見たくねー。さっさと出てけよ!!」



あたしはすぐ病院を出た。

そしてそのまま病院の裏で泣いた。

これで良かったんだよね?

あたし、間違ってないよね?

これが正しい選択だよね?

答えの出ない自分の質問と一生懸命格闘した。