「こんにちはっ!!」



「あっ晴日ちゃん。呼び出してごめんね。ちょっと座って。」



あたしはすぐ近くにあった椅子に座った。



「晴日ちゃんに言うべきか、迷ったんだけど…。」



どうしてこの姉弟は嫌な話の前、すぐにわかってしまうのだろう。