次の日から圭は入院した。

「生きるため」に…。



「圭っ!!やっほー!」



「晴日、遅い。」



「ごめん!今までのサボりがプリントになって現れたの!!」



「まっ、いいよ。」



圭はあれからずっと笑っている。

まるであの日泣いたことを思い出させないように…。

でも今日は機嫌が悪いみたい。



「晴日、今日姉ちゃんが事務所に来いって。はい、地図。」



…麗さんがあたしに?

あたしはすぐに事務所に向かった。