「圭…。」



「俺は死にたくないっ!!もっと…もっと晴日のそばにいたい。」



圭…。

「死」なんて言葉、口にしないで…。



「圭、一緒に頑張ろう!あたしが圭のそばにいる!ずっとずっといるから!!」



「…晴…日…。」



あたしは圭を力一杯抱きしめた。

見た目じゃわからなかったが痩せていた。

こんなになるまで頑張ってたの…圭?

圭はあたしの腕の中で肩を震わしていた。

圭…。