あ、帰ってきたか。



ベッドから立ち上がり、リビングに行く。



「あ、歌・・・っ!!?」


「おはよう、澄人!起きたんだ。ごめんね。いなかったからビックリした?」



色々荷物を抱えて帰ってきた歌乃。


だけど、その中でも一番大事に抱えている存在に俺はビックリした。



「歌乃・・・・それ、何で、お前が・・・・?」


「え、あぁ。可愛いでしょ?」


「可愛いって・・・・」



歌乃の腕の中でモゾモゾ動く存在に俺は開いた口が塞がらない。














何で赤ん坊をお前が
抱いてんだよ!!!!??





俺は、内心大声で叫んだ。



だって、赤ん坊だぞ!?