数時間後… やっと、出来上がった! あたしは、鏡の前に立った。。 仕上がりを見て… ここまでお洒落した事がなかったあたしは、とっても嬉しくて顔がゆるみっぱなし。 早く、出掛けたくて仕方ない〜! 『お兄ちゃん!! もう、お祭りやってるよね? 行こ〜よ!』 あたしは、お兄ちゃんの前までよると急かすように洋服を引っ張った。 「はいはい。 分かった、分かったから〜。 じゃ、行こうか〜。」 お兄ちゃんは、にこっと笑うとあたしの頭をポンポンとした。