前回のファミコンは僕が責任を持って処分した。

これでキャプテンも練習をせざるを得まい。

バッターボックスに立つのは勿論キャプテン

3年でチームのエース牛島さんは

「俺のウイニングショット…キャプテンに打てるかな?」

挑発されたキャプテンは

「大した自信だな牛島…だがな俺に打てないタマは、この世に存在しない」

緊張感みなぎる対決

惜しまれる事に牛島さんの自慢のウイニングショットの軌道変化を僕は目で追う事が出来なかった。

「き…消えた」

牛島さんのタマは、そこまで切れ味鋭い変化球だった。