そしてバッターボックスに立ったキャプテンは

「一平っ!お前の甲子園に賭ける思い…俺直々に見定めてやる。投げて来い!」

僕だって中学の時は地区No.1ピッチャーだったんだ。

アンダースローから投じたその一球を

"カキーン!"

あっさりとジャストミート

毎日ぐだぐだやってるキャプテンだったがその実力は本物だった。

ただし頭の方に同じレベルを持っちゃいけないって事を知るのに時間は必要無かった。